こんにちは、Zero-Cheeseです。
現在、デジタル技術なしに多くの事業やプロジェクトが成立しない時代となり、その中核をなす技術が「プログラミング」です。
特に、AI開発で広く使用されている「Python」は、多くの場面で利用されています。
本記事は、プログラム言語「Python」が初めての方を対象に、最初の一歩を踏み出すための、内容となっています。
この記事を通して、プログラムの基本である、
- 変数とデータ型の基本を
把握する事ができます。
はじめに
プログラミングとは?
プログラミングは、コンピュータに「なにをするか?」を指示するための、人工言語です。
アニメやゲームで「魔法」が超自然的な出来事を引き起こすように、プログラミングもある種の「魔法」のように、感じられる事があります。
なぜなら、プログラミングによって
- 飛行機を操作したり
- ロケットを飛ばしたり
- ロボットを動かしたり
- AIを生成したり
などの多くの「超自然的に近い出来事」が、可能となるからです。
(もちろん、これらはすべて、コンピュータがプログラミングに従って動作しているからですが・・・)
しかし、このプログラム言語は、我々が普段使っている自然言語(例えば、日本語)とは異なる、特有の「クセ」があります。
この「クセ」をマスターして、ぜひ、色々なものを思い通り動かす力を手に入れてみてください!
もちろんこのブログでは、副業で5万円を稼ぐ事を目標としているため、その達成をサポートする内容を重点的に扱っています。
なぜ、Pythonを選ぶの? どんな分野で使われているの?
(本章は、以前の記事の再掲となります。 既に読まれた方は、次章までSkipして下さい。)
なぜ、Pythonを選ぶの?
1. 多岐にわたる分野で、使われている
Web開発からAI技術まで、Pythonは多種多様な分野で、活躍しています。
つまり、多くの収益チャンスがあります。
2. 初心者にやさしい設計
Pythonは直感的に扱いやすく、学びやすい言語です。
3. 充実したコミュニティ
何か困った時は、豊富なライブラリ、コミュニティのサポートが受けられます。
こんな魅力的なPythonを一緒に学び、新たな可能性を探ってみませんか?
どんな分野で使われているの?
Pythonは人工知能・データサイエンスから、サーバー側プログラム、IOTまで様々な世界で使われてます。
この他、下記の分野でも使用されています。
詳細は割愛しますが、以下も使用されています。
- デスクトップアプリ
- Webスクレイピング(Web上のデータを自動収集するコード)
- ブロックチェーン技術
等々
さらに詳細を知りたい方は、以下の記事で、取り扱っています。 併せてどうぞ。
変数と基本的なデータ型
変数とは?
変数とは、データを格納するための「入れ物」のようなものです。
プログラム内でデータを呼び出したり、更新したりする際に使用します。
変数に名前をつけることで、この名前を用いて、そのデータにアクセスできるようになります。
以下に、基本的な使用例を示します。
# 変数 x に(xは、変数名)、 整数 10 を代入(格納)する
x = 10
# 変数 x に入っているデータを、更新する
x = x + 5 # 整数 15 が代入される
各データ型とその活用法
Pythonで頻繁に使用される、基本的なデータ型に関して、説明します。
整数(int)型と、その使い型
整数は、マイナス符号を含むか含まないかを問わず、小数部分のない数字を表します。
四則演算等に使用できます。
x = 10 # 代入
print(x + 5) # 足し算で15を出力
print( ) は、( )内の内容を、画面に表示するPythonコードです。
ここでは、x + 5 の結果である、15 が表示されます。
浮動小数点(float)型、その使い型
浮動小数点数は、小数部分を持つ数字です。
こちらも、四則演算等に使用できます。
y = 3.14 # 変数 y に、浮動小数店 3.14 を代入
print(y * 2)
文字列(string)型、その使い型
文字列は、テキストデータで、文字の連なりを扱います。
シングルクオート(’)、もしくはダブルクオート(”)で囲む事で、文字列データである事を表現します。
+ を使う事で、文字列型どおしを、連結する事ができます。
greeting_0 = "Hello "
greeting_1 = "World!"
print(greeting_0 + greeting_1) # "Hello World!"と表示
リスト(List)型と、その使い型
リストは、複数の要素(データ)を、順序付けて格納します。
リストは[ ]
で要素を囲みます。
各要素は、インデック番号を使う事で、取得する事ができます。
fruits = ["apple", "banana", "cherry"] # string型を要素とする、リストです
print(fruits[0]) # "apple"と表示
インデックス番号は、0 から始まります。
つまり上記コードの場合、以下の要素(データ)が、格納されています。
- インデックス:0 → “apple”
- インデックス:1 → “banana”
- インデックス:2 → “cherry”
タプル(Tuple)型と、その使い型
タプルは、リストと似ていますが、一度定義したら要素の変更ができません。
固定された要素(値)を保持したい場合、使用されます。
タプルは、( )で要素を囲みます。
coordinates = (4, 5) # 整数を要素とする、タプルです
# coordinates[0] = 10 # エラー。タプルは変更不可
辞書(dict)型と、その使い型
辞書は、キーと値をペアで格納するデータ型です。
辞書は、{ }で要素を囲みます。
キーを使用して値にアクセスします。データベースのように情報を管理するのに有用です。
person = {'name': 'John', 'age': 30}
print(person['name']) # キー'name'に対応する値"John"を出力
セット(set)型と、その使い型
セットは、順序なし、重複なしの要素を格納します。
セットも{ }
で要素を囲みます。
集合演算(和集合、積集合など)を、行うことができます。
# セットの定義
unique_numbers = {1, 2, 3}
another_set = {3, 4, 5}
# 要素の追加
unique_numbers.add(4)
print(unique_numbers) # {1, 2, 3, 4} が画面表示
# 重複する要素の追加
unique_numbers.add(3)
print(unique_numbers) # {1, 2, 3, 4} が画面表示, 3は追加されない
# 要素の削除
unique_numbers.remove(4)
print(unique_numbers) # {1, 2, 3} が画面表示
まとめと次回予告
まとめ
本記事では、Pythonとその多様な用途について触れ、基本的なデータ型について解説しました。
数値、文字列、リスト、タプル、辞書、そしてセットと、その使用方法について簡単なコードを通して、解説しました。
これらのデータ型は、さまざまなプログラムを作成する基礎となります。
理解を深めるためにも、ぜひ実際に手を動かして、コードを書いてみてくださいね。
次回予告
次回の章では、「制御構文」の解説をします。
プログラムは書かれたコードを上から順番に実行しますが、制御構文を用いることで、その流れを自在に操ることができます。
次回も、一緒にPythonの世界を、学習していきましょう!
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
また次回、お会いしましょう!
後日、次回記事を、投稿しました。